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我が家の薪ストーブ



現在の住まいは平成2年に新築。当初はこの家で薪ストーブを・・・などとは考えもしていなかっため、設置するにあたり設計上けっこう苦労しました。
昔も薪ストーブを愛用していた時期があり
、薪ストーブの素朴な魅力が忘れられず、今の住まいに、言わば強引に設置した感があります。

一番苦労したのは設置場所。と言うのも外部に面する壁面が少ないため左の写真の場所に限られていました。
しかし、写真をご覧のように、窓があるために巾が狭く、また、隣接する部屋の入口があるためあまり前側に出せないということもあり、このような変則的な形の炉台になりました。
当然ストーブも選択肢が限られてしまい、巾があまり大きくないものを選ぶしかありません。なおかつ横から薪を入れられるタイプのもの、しかも燃焼効率が良く、デザインはシンプルで、という我侭も加味した結果、写真の機種(ダッチウエスト、エンライトFA247)になりました。
 
条件にかなった形状で、かつ満足できる機能性・実用性を備えたこの機種があったからこそ、難しい条件なの中で薪ストーブの設置に踏み切れたと言っても過言じゃありません。
100%とは言いませんが、ほぼ満足しています。実際このストーブは燃焼効率が良いため薪の消費も少なく、火を付けるときも着火材など不必要。新聞紙が2〜3枚、それと良く乾燥した細めの薪が数本あればOK!(写真下)あとは新聞紙に火を付けるだけ。すぐに勢いよく燃え上がります。

炉台の製作にあたり、材質は何にしようか、またどんな形状にしようか、悩みながら数日パソコンに向かい、頭の中で出来上がったイメージをパース(写真下左)にしました。
完成後の想定総重量はストーブと炉台で520Kg。事前に床の補強が必要となり、床下に梁を一本追加、直下となる計2本の梁をさらに支柱4本で支えています。
あとはパースに基づいてレンガを積み上げました(写真下中央)。
すべて自分の手で行い、所要日数5日で完成(写真下右)。
素朴な感じをイメージし、あえてレンガ表面に付いたモルタルを丁寧に拭き取らなかったため仕上がりが全体にくすんだ感じですが、これがイメージ通り!結構気に入っています(実は半分手抜き?!)。
 

外気の導入は必ずしも必要ではありませんが、建物の気密性が高いためダクトで床下から自然吸気できるようにしました(写真下左)。
ほぼ満足できるこのストーブで、唯一不便を感じたのは天板の段差(写真下左から2枚目)。これを解消するために段差と同じ厚み(6ミリ)の鉄板を加工してこのようなものを作りました(写真下左から3枚目)。それを乗っけた状態(写真下右)。天板が平らになり大きなやかんや鍋も乗せることが出来ます。

薪の保管はまず干し場(写真下左)で十分乾燥させ、それを地下車庫から玄関ホールの床下の保管庫へ入れます(写真下左から2枚目)。それを玄関ホールから取り出せるようにしました(写真下左から3・4枚目)。これによって寒い冬にわざわざ外へ出なくてもすみます。
干し場は約13立方メートル、床下の保管庫は15立方メートルの薪を保管できます。
       
我が家では40坪の家全体の暖房をこの一台のストーブで賄っており、大体一年で消費する薪の量が15立方メートルになります。
薪にする木の種類はその年により違いますが、建築廃材の松材が2割〜3割、あとはナラ・アカシヤ・カエデ・タモなどさまざまです。仕事がら建築廃材や宅地造成等で切り倒した樹木がタダで手に入るため、もっぱらそういったものを自分で薪に加工して利用しています(;^▽^;)!

我が家の外部の煙突(写真右)は見てくれよりも機能性重視。内径204.7ミリ、厚さ5.8ミリの鉄管でできています。高さは約9mで軒先から3m伸びています。径が大きいのと煙の引き(吸い込み)が強いためあまり煤が溜まりません。
まるで工場の煙突みたいですが、これだけ頑丈だと20年は大丈夫と思います。
本来は結露の発生を抑えるために二重構造の断熱仕様が主流ですが、費用対効果を考えたらこうなりました。
二重構造であっても結露の発生を軽減する程度であって抑えることはできません。それならば、好きなだけ結露をおこしてください!てなもんで、内部結露による水分の発生を抑えるのではなく、スムーズに下に流れ出る構造となっています。
以前も同じ構造の煙突でしたが、20年近く経った今も現在のオーナーさんのもとで現役で活躍しています。



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